一人娘の帰省
一人娘の帰省 盛夏の大掃除
こんな川柳をつくったのは夏のこと。
今回は名古屋のライブ参戦ついでに帰ってきた娘。12月にもついでがあり、戻ってきたけれど、ゆっくり喋る間もなく去っていった。
なかなか家族4人で会う機会もないので、彼女にあわせてホテルランチを計画。
何よりの土産は、春に正社員登用がありそうという報告。
辞令がおりるまでは安心するまいと思うけれど、学生身分の弟までもがホッとした様子。
言わんや主人をや。
どうかバッチリ決めてほしい。
さて、一夜明け、東京出張の主人を早朝に送り出す。
娘は気持ちよく眠っているが、11時には駅に向かう予定。
滅多にない片づけのチャンス。かわいそうだが起こして時間を確保する。
学生時代の布切れ、手芸用品は、要らないだろうと思うけど、本人に仕分けさせる。
廃棄はしんどい作業なのだ。
私が手マメな女なら、それらは宝の山。
地球、ゴメン、とゴミ袋に突っ込み続ける。
そして部屋のクローゼットに置いてあるぬいぐるみ!あっさり、いらんと言われる。
そりゃそうだ。思い入れは、それらと一緒にこどもを眺めていた親の方が強いのだろう。
あの時買った。あそこで買っていただいた…。
遺影のように顔ぶれを撮って、さようなら。
ありがとね〜。