新聞より
最果タヒ。「なんで知ってるの?」と夫。
え、テレビでも特集してたけど…
とは言え、私も新聞の連載がなければ見知ることはなかったであろう。
毎朝届けられる、この愛すべき媒体。
時々切り抜くほど、読者投稿の川柳選にはククッと笑わされる。
どうやら投稿者の中ではムラのような世界が出来上がっているらしく、内輪の笑い話的な句も少なくない。
オフ会もあるそうな。
良きこと?で全国紙に名も載り、なんと楽しみな。
わたしもこの17文字で。と妄想して早何年。
最近は短歌面も、覗いてみる。
どこの世界も、知らないだけでそれぞれ沸いている。
今日読んだ小山美由紀さん、三十代の女性の句。
歌壇賞受賞したというだけあり、素人の私でも、何か空気感を感じとる。
それにしても、印象的だったのは、彼女の職、清掃業というところ。
私もこれまで接点があり、今もお掃除は避けられない仕事の一部だ。
決して美しいとは言えない、いわゆる汚れた部分に日々目を向ける仕事。
そこから生まれる歌。生まれるもの。
美醜、善悪などないと言われそう。
そう、年齢、仕事とか
何も縛ることはできない。